エコキュートの正しい選び方 2021年 買い替え交換メーカーと機種の比較
エコキュートの正しい選び方 2021年 福岡県北九州市
一般家庭用のエコキュートには、機能・価格・デザイン・操作性等に応じて多くのタイプ・品番があります。
各メーカーが日進月歩で新たな付加価値や技術を開発し、より多くのお客様に選ばれるために、しのぎを削っています。
10数年に一度しか買い替えませんので、なかなか簡単に「これにしよ!」と選べるものでもありません。
本コンテンツが、エコキュート選びで悩んでる方の一考になれば幸いです。
ここでは、一般的なご家庭のエコキュートのメーカー比較や、シリーズ・品番等による選び方を出来るだけ簡潔にお伝えいたします。
エコキュートには大きく分けて、給湯専用・オート・フルオート・多機能の各タイプがあります。
フルオート
一般家庭で、選ばれるのは圧倒的にフルオートです。
弊社ですと、95%以上の方がフルオートを選びます。
風呂自動(湯はり)スイッチを押せば設定温度(40°)のお湯が、設定湯量(180L)浴槽に溜まります。
また、保温・高温さし湯・さし水・追い炊き、などもスイッチ一つでできます。
例えば、
夜19時に風呂自動(湯はり)ボタン押して浴槽にお湯を張り、最初に入浴するのが19:30だとして、最後に入浴するのが23時だとしたら、その間、浴槽の温度も湯量もキープしてくれます(設定は変更できます)
もちろん、途中でかけ湯等で減った湯も自動で足してくれます。
また、帰宅時間が20時なら、その時間に合わせて予約もできます。
オート
ワンタッチで自動で湯張りできます。
たし湯やさし水で温度管理します。(自動ではできません)
保温機能はありません。
給湯専用
蛇口からお湯が出るだけのタイプになります。
単身者やご夫婦のみの家庭や、高齢者には使い易いこともあります。
エコキュートのタンク湯量
一般的に選ばれるのは、370L・460Lの製品になります。
370Lは、家族3~5人用
460Lは、家族4~7人用
370L・460Lは各メーカーラインナップも豊富です。
他に180L・300L・560L等、マンション用や大家族用のタンク容量も各社あります。
各メーカーの(370L・460L)以外のタンク
三菱:185L 200Lオート 300L 550L
日立:560L
コロナ:185L(給湯のみ) 300L
東芝:560L(高圧のみ)
パナソニック:195L 300L 560L
大容量のフルオート検討の方には
三菱:SRT‐S553
日立:BHP-F56SD
をお勧めしています。
一般的に選ばれるエコキュートは、370L・460Lのフルオート角型になります。交換の場合で今ままで不自由がなければ同じ容量で充分です。
夢屋での販売数の割合では、370Lが80%程度採用になります。460Lは4人以上のご家族で、朝シャンするとか食器洗い機があるとか、お湯の使用量が多いご家庭に採用されます。
基本的に、大は小を兼ねます。460Lの方が湯切れ等の心配は少ないです。
詳細コンテンツの前に
リフォーム工房夢屋はネット販売業者でも訪問販売業者でもありません。
北九州市戸畑区で営業してるリフォーム屋です。
また特定のメーカーや商社の紐付きでもありません。
どこのメーカーの商品でも、品質・価格・性能を十分吟味した上で最適なものを提案したいと考えています。
リフォーム工房夢屋は家全体、建物全体を扱う建築屋リフォーム屋です。
日々様々な工事をしています。
その中でオール電化やエコキュートは最も得意とする分野です。
ガス給湯器やエネファーム、蓄電池や太陽光発電、電気温水器も扱いますが、エコキュートの経済性、省エネ性には勝てません。
機種選定で悩まれたら・・・・
妥当な価格はいかほどか・・・
難条件で迷ってらっしゃるなら・・・
本コンテンツでスッキリ解決してください。
☆おすすめのエコキュート メーカーは?機種は?
ダイキン・日立・コロナ・三菱・東芝・パナソニックの6メーカーが、現在主流のメーカーです。
一口にエコキュートと言っても、タイプや機能に応じて、また家や家族の状況に応じても選択肢は多様です。
このメーカーが「おすすめですよ」ではなく、
・家族の人数や住まい方
・ライフスタイルやお湯の使い方
・保証や修理対応
・地域特性や井戸水、塩害対応
・標準タイプと高圧タイプの違い
・価格と機能のバランス
まで考えて、状況に応じた機種を選びたいです。
本コンテンツです、簡単に選びたい方はここからです。
【標準タイプ角型フルオート】 のお勧め機種
三菱 Sシリーズ 高効率省エネ機種
SRT‐S374 SRT‐S464 SRT‐S554
バブルお掃除・省エネ性
コロナ ハイグレードタイプ
CHP-37AY4 CHP-46AY4
省エネ保温と入浴おしらせ機能付きです。
高齢者や小さなお子さん、お孫さんいるご家庭には特にお勧めです。
【価格を抑えたタイプでは】(普及品)
三菱 Aシリーズ
SRT‐W374 SRT‐W464
ベーシックなタイプで、価格訴求型です。
パナソニック NSシリーズ
HE-NS37KQS HE-NS46KQS
根強い人気です。
東芝 ベーシックタイプ
HWH-B376-R HWH-B466-R
業界最長5年保証。
【薄型・省スペース】
狭い通路にも対応
最小430mm~施工可能
薄型標準型は三菱 SシリーズかAシリーズ
SRT‐S375UZ SRT‐S465UZ SRT‐W375Z SRT‐W435Z
【高圧タイプ】
2階や3階でもパワフルシャワー
2ヶ所同時給湯でも快適!
築年数が古くて圧力不足のご家庭にも。
日立 水道直圧 高効率
BHP-FV37TD BHP-FV46TD
三菱 Sシリーズ 高効率
SRT‐S375U SRT‐S465U SRT‐S555U
【塩害対応タイプ】
海からの距離が2Km以内に設置する場合は、塩害対応タイプをお勧めしております。
錆びたりしにくくなっています。
ダイキンの専用機種がお勧めです。
戸畑・若松・芦屋・遠賀・門司等の沿岸地域
【井戸水対応】
どのメーカーも対応してますが・・・
実績のある日立がおすすめです。
エコキュート工事専門の
093-230-4277
ここから先はより詳しく、知りたい方のためのコンテンツです。
見なくてもエコキュート選びに支障はあまり出ません。
☆故障・修理時の対応やスピード
全てのメーカーを比較したわけではありませんが、
私の感覚、業者さんや職人さんに聞いた話とかの総合で。
メーカーによる差は拠点との距離が気になります。
一般的には故障連絡が入ってから、お客様の自宅に到着するのが、翌日中です。ただ、営業拠点から近い方が早く対応してもらえる可能性が高いです。
営業拠点が近い方がメンテナンス対応の業者さんも多い印象です。
北九州市内に営業所や拠点があるのは、
ダイキン・コロナ・東芝・パナソニックです。
☆買い替え時期・サイクル
条件の良い価格・内容・時期で工事したいとお考えなら
いつ交換工事をするかは重要です。
〈修理部品の保有年数〉
各メーカーは修理用の部品を10年間は保有しています。
しかし、在庫がなくなると修理対応が終了するので買い替えになります。
〈平均使用年数・買い替え〉
エコキュートの買い換えに関しては私の知る限り公式な年数のアナウンスはされておりません。今までの経験値やメーカー・問屋の営業さん達の話で推測すると11~13年が一般的です。
夢屋で取り替えられたお客様も、故障での交換は60%位で、10~14年が大多数です。最終故障の数年前に修理対応されてる方も多いです。
〈繁忙期〉
エコキュートも含めた給湯器は冬(11月~3月)に故障することが多いです。
故障取替えの場合は急いで交換したいので、夢屋でも在庫を切らさない様に気を付けるのですが、職人さんの手が足りない事や、メーカーさんの生産が追い付かないこともあります。
昨年も某メーカーの欠品で春先まで納期遅れが発生しました。
納期遅れや災害が発生すると、価格も上がりますし、工事日程も組みにくくなります。できるだけゆっくり検討でき、故障のない夏場の取替えがお勧めです。
〈故障前の交換が大切〉
家庭用の機器(電化製品含む)で故障前に取り替えた方がいいのが、テレビ・冷蔵庫・エアコン・パソコン・火災報知器・エコキュート(給湯器)です。勝手に断言してますが、それぞれ理由もあります。(当てはまらないご家庭の方はスルーしてください)
エコキュートが故障してお湯が使えなくなると・・・
「お風呂に入れません」
冬場は1日くらいなんとかなりますが、夏場は・・・
もちろん夢屋でも故障時の対応は早めにするのですが、時期や機種によっては1週間以上お待たせすることがあります。
10年目すぎたら取替え検討を始めて、11~13年目に入る前の夏場に交換を推奨します。
〈マイクロバブル〉
微細な空気がお湯に溶け込んだようなイメージ
美容効果
肌の保湿・保温効果
洗浄効果
ストレス解消
血流促進の効果
対応商品があるのが、ダイキン・三菱・パナソニック(酸素入浴)
〈入浴剤対応〉
バスクリン・バスロマン・きき湯・バブ等使えます。
*駄目なのが「にごりタイプ」*配管詰まります。
どうしても「にごりタイプ」使いたいときは、お湯を循環させないようにして、使ったらすぐ湯を流してください。
ダイキンだけは、バスクリン限定で「にごりOK」
保証制度(メーカー保証)
各メーカーによっても違いますが、
本体:1~2年
タンク:5年
冷媒:3年
消耗品:メーカーによる 1~5年
有償の機器10年保証は、当社提携のJBR安心保障で、
30,352円(税込)です。
最近の傾向
近年はエコキュートからエコキュートへの取替えが、7割位。
ガス・灯油給湯器や電気温水器からの取替え、いわゆる「オール電化」が3割位です。
価格
型落ちではない人気の売れ筋モデルで
本体・リモコン・カバー付き・工事費・撤去費込みで、
エコキュート・電気温水器からエコキュートですと、
*基礎が既設である場合
370L普及品フルオートで、31万円~税込
460L普及品フルオートで、33万円~税込
ガス・灯油給湯器からエコキュートですと、
*基礎の新設が必要な場合で。
370L普及品フルオートで、35万円~税込
460L普及品フルオートで、37万円~税込
薄型とか、高圧タイプになると、+2~5万円くらいです。
多機能タイプや塩害対応タイプは、問い合わせください。
工事
工事の際には、全ての作業で有資格者が作業いたしますので安心してお任せください。
現場監理:建築士・建築施工管理技士等が現場を担当しますので、不測の事態にも対応可能です。また、現況部分との取り合い工事や施工品質の管理も建築のプロとして監理監督いたします。
工事施工スタッフは給水装置工事主任技術者・下水道排水設備工事責任技術者・管工事施工管理技士・第一種電気工事士・第二種電気工事士・1級電気工事施工管理士等の資格者が責任施工いたします。
最後に
長々と書きましたが、たかがエコキュート選ぶだけでも選択肢は多いです。
よく吟味されて選択されてください。