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エコキュートで使える入浴剤!エコキュート利用時に適した入浴剤の注意点とまとめ

 

 

エコキュートの営業現場で割と多い質問が

「エコキュートでも入浴剤を使えますか?」

と聞かれることがあります。

結論から申し上げますと、エコキュートでも入浴剤は使えます

ただ、エコキュートのメーカーや機種に応じて、制限や指定があります。

 

入浴剤がエコキュートの故障原因になることもありますので、正しく使って安心して、入浴剤を楽しみましょう。

 
 
 
 
 
 
1:エコキュート対応の入浴剤一覧表
 
 
簡易的な見分け方です、詳細は各エコキュートメーカーのカタログやHPでご確認ください。
・にごりタイプ・とろみタイプ・生薬タイプは特に注意
2025年時点での販売機種のみです。(昔の機種では確認必要です)
 
 
 
 

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2:推奨される入浴剤のタイプ

エコキュートの各メーカーが推奨する入浴剤は

「バブ」
「バスクリン」
「きき湯」
「バスロマン」
「温泡」

が代表的です。
エコキュートメーカーからの推奨でもあるため、使用可否を心配せずに使用できます。
入浴剤を使用したいけれど、どの入浴剤が大丈夫なのか不安という場合には、一覧表にある推奨品を使うようにしてください。

 

 

 

2-1:発泡入浴剤の使用時の注意

「追い焚き、循環機能との相性」
発泡入浴剤に含まれる成分によっては、追い焚きやジェットバスなどの循環機能を使用すると、配管や各種フィルターが詰まる、異音発生する、機能が正常に働かないなどの問題が発生する可能性があります。
特に、炭酸ガスを発生させるタイプや、固形物が溶け残るタイプは注意が必要です。

「浴槽の素材との相性」
浴槽の素材によっては、入浴剤の成分によって傷みや変色が発生する場合があります。

 

 

 

2-2:おすすめの入浴剤成分とその効果

「温浴効果を高めたい」
炭酸ガス系や無機塩類系(硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウムなど)の入浴剤がおすすめです。
炭酸ガスは血行を促進し、無機塩類は保温効果を高めます。

内臓や脳などの体内の深部体温を上げることで、良質な睡眠にもつながります。

なかなか眠りにつけず悩んでいる方は入浴剤を活用することで入眠しやすくなり、日々の生活リズムも整えられます。

 

「肌の保湿をしたい」
バスミルクやバスオイル系の入浴剤がおすすめです。
米胚芽油、ホホバオイル、セラミド、ヒアルロン酸などが配合されているものが多く、お風呂上がりの乾燥を防ぎます。

保湿剤が入っているものを選ぶと、乾燥を予防する効果が得られます。

湯船に長くつかっていると乾燥しやすくなるため、長くゆっくり入浴をしたいときには保湿剤入りの入浴剤を使用するのもおすすめです。

 

「肌荒れやしっしんを和らげたい」
チンピなどの生薬を配合した入浴剤がおすすめです。

 

「さっぱりしたい」
メントールなどのクール成分を配合した入浴剤がおすすめです。
メントールは肌をひんやりとさせ、さっぱりとした浴感を与えてくれます。

 

 

 

2-3:硫黄や塩分成分の効果と注意点

硫黄や塩分を含む入浴剤は、特に浴槽や給湯器に影響を与える可能性があります。
エコキュートの配管や部品に腐食や目詰まりを引き起こし、故障の原因となるため使用を避けるべきです。
エコキュートは基本的に水を加熱し貯蔵するシステムですが、一部の入浴剤は循環ポンプや配管の素材に影響を与える可能性があります。
特に、粉タイプや白濁タイプの入浴剤、硫黄・塩分・アルカリ・酸を含む入浴剤は使用が推奨されていません。

 

 

2-4:生薬を使用した入浴剤のメリット

「疲労回復や肩こり・腰痛を改善したい」
炭酸ガス系や無機塩類系、またはトウキやセンキュウなどの生薬を配合した入浴剤がおすすめです。
トウキやセンキュウは血行促進効果があり、肩こりや腰痛に効果があります。

 

 

 

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3:各メーカーの注意点・制限や指定

 

 

 

3-1:三菱電機

●「花王株式会社製バブシリーズ」の入浴剤はご使用できます。ただし、「にごりタイプ(バブ for SKIN素肌うるおいタイプなど)」「シリカパウダー含有タイプ(バブ for SKIN素肌さらすべタイプなど)」はご使用できません。
*バブミルキー、バプチーノなどの白濁タイプは使えません。

●「株式会社バスクリン製きき湯シリーズ」の入浴剤はご使用できます。ただし、「にごりタイプ(きき湯食塩炭酸湯など)」はご使用できません。

●「株式会社バスクリン製バスクリンシリーズ」の入浴剤はご使用できます。ただし、「にごりタイプ(バスクリンピュアスキンなど)」はご使用できません。

●「アース製薬株式会社製温泡シリーズ」の入浴剤はご使用できます。ただし、「にごりタイプ・とろみタイプ(温泡とろり炭酸湯シリーズなど)」はご使用できません。

●「アース製薬株式会社製バスロマンシリーズ」の入浴剤はご使用できます。ただし、「にごりタイプ(バスロマンスキンケアなど)」はご使用できません。

●あわ入浴剤は上記に記載の推奨品のみご使用できます。(推奨品以外の入浴剤を使用すると、機器に影響が出る可能性があります。)あわ入浴剤が使用できるのはPシリーズのみです。

●上記入浴剤と同じシリーズでもお湯に溶かしたときに、乳白色系に濁るタイプ・お湯にとろみをつけるタイプ(入浴剤のパッケージをご確認ください)はご使用できません。

●上記入浴剤以外で下記の成分を含む入浴剤は使用しないでください。
[フルオート](ふろ循環ポンプの不具合や配管等の金属腐食の原因)
・炭酸ガスにより発泡するもの
・炭酸カルシウムを含むもの(濁り湯状にさせるもの)
・硫黄成分を含むもの
・塩化ナトリウムを含むもの
・シリカ成分(無水ケイ素)を含むもの
[エコオート](配管等の金属腐食の原因)
・硫黄成分を含むもの
・塩化ナトリウムを含むもの

注1.入浴剤を溶かしたお湯で追いだきをすると、ごくまれに配管の汚れが出てくることがあります。

注2.使用上の注意については、入浴剤の注意事項をよくお読みください。

注3.入浴剤を使用すると、すべりやすくなる場合があります。使用後はシャワー等で浴槽を洗い流してください。

3-2:パナソニック

花王(株)「バブ」

(株)バスクリン 「バスクリン」「きき湯」

アース製薬(株)「バスロマン」
クラシエ(株)「旅の宿」

・入浴剤の使用説明書をよく読んでお使いください。
・機器故障の原因となるため、複数の入浴剤は同時に使わないでください。
・入浴剤をご使用のときは、自動配管洗浄を必ず「入」にしてください。
 (お買い上げ時の設定は「入」)

■次の入浴剤は使わないでください。(機器故障の原因となります。) 
 ・推奨品以外の発泡系、バスバブル、石鹸(浴そう内)など
 ・生薬(葉、茎など固形のもの) 
 ・ミルク成分配合やとろみ系のもの 
 ・硫黄、酸、アルカリ、塩分を含んだもの

 

 

 

3-3:コロナ

コロナ エコキュートは以下の入浴剤をご使用いただけます。

マイクロバブルユニット内蔵 エコキュートは、マイクロバブル部品に影響があるため、入浴剤は使用しないでください。
故障の原因になります。

花王(株)「バブ」※

(株)バスクリン 「バスクリン」※「きき湯」※

アース製薬(株)「バスロマン」※「温泡」※

※にごりタイプは除く。また上記以外の入浴剤で「炭酸ガスにより発泡させるもの」や「硫黄、酸、アルカリ、塩分を含んだもの」は使用しないでください。

 

 

 

 

3-4:日立

花王(株)「バブ」

(株)バスクリン 「バスクリン」「きき湯」

アース製薬(株)「バスロマン」

※日立の推奨品と同じシリーズの入浴剤でもお湯に溶かしたときに、乳白色系に、にごるタイプは配管内の湯あか等に付着したにごり成分が循環口のフィルター部分等に付着し、目詰まりを起こし、それが原因で誤作動をおこす場合がありますのでご使用できません。また、推奨品以外の発泡するタイプやシリカパウダー、硫黄、酸、アルカリ、塩分を含んだものおよび、お湯のにごるタイプやとろみ系また、生薬(葉・茎など固形のもの)など固形物が溶けないで残るタイプの入浴剤は、故障の原因となるため使用しないでください。※複数の入浴剤を混ぜて使用しないでください。※ご使用の際は入浴剤の使用説明書もよくご確認ください。※自動配管洗浄を必ず「入」にしてご使用ください。※ステンレス・クリーン自動洗浄システムを搭載する従来機種も同様条件で入浴剤が使用できます。※ステンレス・クリーン自動洗浄システムを搭載していない機種は、発泡しない中性の透明タイプのみご使用いただけます。上記推奨品のなかでは、バスクリンおよびバスロマンの透明タイプがご使用できます。

 

 

 

 

 

3-5:ダイキン

 

花王(株)「バブ」

(株)バスクリン 「バスクリン」「きき湯」「ソフレ」「日本の名湯」
*バスクリンは「にごり湯」にも対応

アース製薬(株)「バスロマン」「温泡」

にごり湯などの今までは使えなかった入浴剤も使えるため、気に入った入浴剤でバスタイムを楽しめます。

上記シリーズ以外の製品、酸・アルカリ・硫黄・塩などを含む入浴剤・温泉水は、ふろポンプの不具合や配管などの腐食の原因となるためご使用いただけません。
入浴剤を使用する場合は、表示書きなどで成分を確認の上、固形物を含む生薬、とろみ成分の含まれるものは使用しないでください。
入浴剤をご使用される場合は、必ず自動配管洗浄を「入」にしてください。
入浴剤の注意事項をよくお読みください。

 

 

 

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4:入浴剤使用の注意点とリスク

 

 

4-1:入浴剤を混ぜない

 

エコキュートでは、入浴剤を混合しての使用は避けてください。

入浴剤を単独で使う場合とは異なり、入浴剤を混ぜてしまうと、エコキュートに悪影響を及ぼす可能性があります。

エコキュートのメーカーでは、複数の入浴剤を同時に使うことが機器故障の原因となるという注意喚起をしています。

入浴剤を使用する場合は必ずメーカー既定の分量を守り、入浴剤の混合はしないようにしましょう。

 

 

4-2:配管洗浄を定期的におこなう

皮脂や湯垢、入浴剤の成分などが配管内に付着し、汚れを溜める原因となります。

また、汚れを放置すると、レジオネラ菌などの雑菌が繁殖する可能性があります。

配管内の汚れやスケールが、給湯効率を低下させ、電気代を増加させる可能性があります。

入浴剤以外にも配管洗浄には理由があります。

 

 

 

4-3:洗浄材使用の注意点

配管洗浄を定期的にするとして、残り湯だけの洗浄では入浴剤成分の除去には完全ではありません。

年に2~3回程度、各メーカの推奨する洗浄剤やジャバ等の洗浄剤を使用して行うのが一般的です。

自分で洗浄するのが難しい場合は、当社に依頼することも可能です。

 

 

 

 

4-4:配管や循環アダプターのチェック

エコキュートの配管とタンク内フィルター、循環アダプターのメンテナンスは、エコキュートを長く快適に使うためにも重要です。
配管は、浴槽の追い焚き機能や保温機能を使う際に、お湯が循環する経路です。
フィルターや循環アダプターは、配管内に汚れやゴミが入るのを防ぎます。定期的に掃除することで、配管のつまりや汚れの堆積を防ぎ、エコキュートの寿命を延ばせます。

 

 

 

4-5:フルオート機能(追いだき機能との相性)での入浴剤使用法

 

戸建てでの採用が多いフルオートタイプのエコキュートは、追いだき機能がついてます。
フルオートタイプのエコキュートでは推奨以外の入浴剤を使うことを禁止されていることが多くあります。
追いだき機能があるエコキュートはお湯を循環させるために、入浴剤が原因の故障やエラー発生のリスクがあります。
では、追いだき機能があるエコキュートはどうして推奨以外の入浴剤が使えないのでしょうか?
追いだき機能があるエコキュートは、入浴剤を使っては駄目になっていることが多くあります。
入浴剤の成分によってエコキュートの追いだき配管が目詰まりを起こすことがあるからです。
特に、白濁している入浴剤は、エコキュートの追いだき配管が詰まりを起こす可能性があるため注意しましょう。

追い焚き機能付きのエコキュートで入浴剤を使ったあとは、浴槽にお湯を張りっぱなしで放置しないように注意してください。

入浴料を入れたまま放置すると、配管に入り込むリスクが高くなります。

浴槽に影響が少ない成分でも、長時間の使用でエコキュートにダメージを与える可能性があります。

お風呂の寿命を縮めないように入浴剤を利用したい場合、入浴後のお湯はすぐに流し捨てるようにしましょう。

追い焚きをする場合は温めた後に入浴剤を入れる
入浴剤を利用する際は、先にお湯を追い焚きで温めてから使うようにしましょう。

追い焚き機能を使いながら入浴剤を入れると、配管に成分が入り込むかもしれません。

配管を傷めてしまう成分が含まれている場合は、劣化や給湯器の故障を引き起こす可能性があります。

追い焚き機能対応の入浴剤であっても、追い焚き機能をオフにしてから入れるほうが安全です。

*参考出典LIXIL

 

 

4-6:自動配管洗浄機能をつける

 

自動配管洗浄は、ボタンひとつで配管を洗浄する、エコキュートの便利な機能です。

普段から「入」にしている方も多いかもしれませんが、入浴剤を使う場合には必ず「入」になっているかどうかを確認してください。

詳細についてはエコキュートの取扱説明書などに記載があります。

 

 

4-7:入浴後にはお湯を抜く

 

入浴剤が溶けたお湯を循環させないためにも、入浴後は浴槽のお湯を抜いておくことをおすすめします。

ただし、冬は注意が必要です。

冬にお風呂のお湯を抜くことでエコキュートの配管が凍結し、お湯が出なくなったり、エコキュートが故障したりする可能性もあります。

雪がちらつく季節や、凍結の心配があるときは、いったん入浴剤入りのお湯を捨ててから、循環口上部までお湯を貯めてください。

 

 
 

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